楽園

木ノ実や果物だけを食べていた頃

人々は自由で身軽に暮らしていました

 

お腹が空いたらその場にある実を食べ

持ち物という概念も有りませんでした

 

この世の全てが自分のもので有り

この世にあるもの全てが

みんなのものでした

 

意識を通して会話をしていましたので

言葉はありません

そもそも理解し合う必要性もないので

あまり人と疎通することもありませんでした

木に感謝し

蝶と光を楽しむ

そんな暮らし

光に溢れた楽園がそこにはありました

 

所有するという概念が

人々に仕事というものをもたらし

働かなければ食べていけないというシステムを作り出しました

 

楽しむということを少しずつ忘れ

自分への充足感が減っていくにつれて

人に理解されたい

人に評価されたい

という欲望が生まれて来ました

 

今は言葉での意識の疎通が人と人を傷つけたり

誤解を生んだりすることが多いようです

自分が自分を傷つけていることにさえ気づいていないことがあります

 

言葉は使い方によっては武器や凶器になりますが

いい言葉は波動を変えてシフトチェンジできる道具にもなります

 

いい言葉を使うことはもちろんですが、まずは

評価することをしない

へりくだることをしない

否定の言葉は使わないようにします

 

地球に人が降り立った頃にあった楽園は

確かに今は変わってしまったようですが

身近なところに楽園は存在しています

 

自分自身のエネルギーを変えることが

楽園を呼び戻します

心の中は広くて、光に満ち溢れた楽園です

 

 

*エグレット*

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