季節季節に

3月3日はひな祭りでした

今年は雛人形を飾ったので

雨で天気が悪くなる前にと早めにしまうことにしました

 

赤ちゃんの私が二人の今は亡き祖母と

雛飾りの前で撮っている写真があります

誕生を祝ってもらったんだなあと

今更ながら感じることがあります

 

子供の頃はこの季節になると

毎年12段の雛飾りを出してくれました

 

私は雛飾りの小物をいたずらするのが大好きでした

 

小さな刀は鞘から出すと指先が切れるほど鋭いし

小さな箪笥の引き出しは

ひなあられが2粒ぐらいしか入らないのに

きちんと開け閉めできるものでした

 

今は12段全部出すことはなく

1段目のお内裏様とお雛様のみ飾っています

 

子供の頃住んでいた家も特別に大きな家ではなかったのですが

12段飾りが出せなくなっていったのは

色々と持ち物が増えていったせいでしょうか?

 

見慣れた人形の顔を和紙で包みながら

来年も出してあげるからねと

ここ数年押し入れに入れっぱなしだったことを謝ります

 

来年の今頃を想像すると

わくわくするような気持ちもあり

数年前人形を出していた頃の自分を懐かしく思い出したり

子供の頃の自分を思い返したりと

桃の節句いう行事に

心が時を行ったり来たりします

 

日本の節句には

自分を見つめるということが折り込まれているのだなあと感じます

 

雛祭りの始まりには厄払いの意味があったようですが

自分にとって

どんな思い出があるのかで

それぞれ思い入れは違ってきます

 

忙しい日常の中で

季節季節に感じることを

見落とさないように

今という瞬間を心に刻みます

 

 

*エグレット*

 

 

 

 

 

 

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