桜の下を歩きながら

子供の頃は髪が長くて

いつも大きなリボンをつけて

スカートしか、はかない女の子でした

いつも甲高い声で笑っていました

 

それがいつの間にか

声のトーンを落として話し

体型を隠すかのように猫背になり

ショートカットでないと恥ずかしく感じてしまうようになっていました

 

自分は変えられないと気付くのにこんなにも時間がかかってしまうなんて

 

変えられない自分に気づいて自分を受け入れると

180度世界が変わるということにやっと気づきました

 

小さな木の実が芽を出して

木になって

また実を落とすようになるまで

見て見ぬ振りをしてきたんだなぁ

 

自分は自分

誰かに認めてもらう自分を作るのはもう止める

そう心に決めて

今日

桜の下を歩きました

 

たんぽぽのひかり

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