正しいことをするようにという教育をずっと受けているので
人はつい正しいことをしようとします
正しいことが追い風や印籠のように後押ししてくれるので
正しいことをしている時は迷いがありません
教育ではあまり触れてくれなかったことがあります
正しいことは一つではないということ
自分にとって正しい道が
必ずしも誰にでも当てはまることではないということ
正しいことをする行為が
時には間違ったことであったり
人の気持ちを傷つけることであったりします
社会生活や日常で、自分の行いが誰かの邪魔になったり
誰かを傷つけたりすることがあります
ですが全ては受けて側の取り方によるもので自分を変える必要はありません
なぜなら正しいことは
違った角度から見れば間違っている時もあるし
すべてのことや人が一つの型にはまることは出来ないからです
愛情のない行為は確かに故意に傷付けることになります
私たちの振る舞いは正しいか正しくないかではなく
誠意を持って振舞うかどうかが大切になります
たとえ誰かに悪意を向けられたとしても
状況を変えるのは自分の受け止め方次第になります
悪意を悪意で受け止めてしまうと
相手にコントロールされたことになってしまいます
自分の人生は自分で舵を握っていかなければなりません
自分で舵をとる時は誠意を持つこと
そして悪意を向けられたと感じても受け止めないこと
正しいも正しくないも
誠意も悪意も
自分の感じ方によるもので判断基準はないに等しいのです
*エグレット*