心の奥にあるものを
いつも見つめなければなりません
表面的な行動や感情の奥底にある心の原動力まで遡ってみることです
心を追究する行為です
慌ただしい日常の中では
追究するという事がなかなか出来ないことかもしれません
追究することを
しつこい
堅い
生真面目
という見方をする傾向があるので
追究して考える事に負のイメージがあります
親切の奥底には
強すぎる自我や承認欲求
頑張りには
自惚れや自尊自大や渇愛
冷たい態度の裏には
見守る姿や信頼が隠れていたりする事があります
怒りの感情は
たいていの場合、人に向けられていますが
自己が満たされていたら
そもそも怒りというものは生まれてきません
本当に相手に対して怒っているのか?
自分を不当に扱われたことによって
傷ついた自分を守るために人に向かって刃を向けているのではないか?
と自問する必要があります
時には一人の時間を設けて
静かに心を追究する事は魂の成長につながります
また日々の隙間時間に
見かけた日常の風景から追究することも出来ます
その時は自分が
誰かの意見に傾倒したりしていないか?
意見を持たずに、ニュートラルな心であるか?
に注意します
追究する時は中立した無心の状態で物事を見るようにします
下心というように
表面的な行為の下にある真意を意識しましょう
下心とはいやらしい意味だけで使用する言葉ではありません
自分は果たして本当に優しいのか?
その優しさは人の目を気にしているのではないか?
自己承認欲求を満たすための優しさではないのか?
など、とことん追究してみましょう
その上で行動することは経験として積まれていきます
ですが、みて見ないフリや
そのように振る舞う嘘の上塗りは
魂を曇らせていきますので要注意です
人の行動、自分の行動
奥底にあるものを見つめます
*エグレット*