日々感謝して過ごすことは大切なことです
ですが代わり映えのしない毎日を送っていると
自分の気持ちに変化をつけることさえ難しく感じてしまいます
そんな時は振り返りながら考えます
「代わり映えのしない日々と思っている日常が果たしていつまで続くのか?」と
去年の今頃も同じでしたでしょうか?
その前の年は?
その時の状況と全く今も変わらないでしょうか?
日々目にする風景も同じでしょうか?
ベランダから見える景色
鳥のこえは聞こえていますか?
通勤時に歩く道のりの空き地の雑草が
いつの間にかマンションにとって変わっていたり
いつか行こうと思っていたお店が
閉店して違う店になっていたりしていませんか?
毎日はいつもと変わらないと思っていても
少しずつ変化しています
旅行先で見る何気ない景色に心動かされるのは
もう2度と目にすることはないかもしれないと感じているからです
日常の風景や毎日繰り返されるやりとりも
終わりがあることを見つめると
とても愛おしくなります
今送っている何気ない日常がこれから起こる変化の前のひと時だとしたら
どう過ごしたら良いのでしょうか?
占いは未来を当てるツールだと思っていらっしゃる方が大勢いますが
本来自分の人生を準備するツールの一つだと私は考えています
何か起こった時が変化するのではなく
変化に向けて準備をしておくのです
それは変化前の日常を心置きなく堪能することであったり
無駄に思えることを一生懸命準備することだったりします
今無駄に思えたとしてもそれが生かされてくるのは数年後かもしれません
日々感謝をして過ごすことは未来に向けてとても有効なことです
ですが「感謝する?何に?」と感じた時
今という瞬間が時の流れの中のほんの瞬きの瞬間であり
そこに居合わせることのできた奇跡を思うことで
心の煌めきを思い出してください
*エグレット*